群盲象を撫でる

本人が信頼している師匠や、チャネラー、ヒーラーの言葉、
瞑想やヒプノで、ハイヤーセルフや過去世からなどの
メッセージを受け取る等はyukari12

今日・明日どうしたら良いか?というヒントにも、なります。
場合によっては人生が変わります。
気づきの手助けにもなります。

でも。

100%ではない、と思っています。

毎回毎回、常に高次の所と繋がっていて、
そこからの答えであるという保証は無いからです。

自分に降りてきた情報であっても、尊敬する能力者の教えであっても。

それと。

どんなに能力の高い人が正しい事を言ったとしても
一部分である事には変わりない、と思っています。

群盲象を撫(な)でる という言葉があります。

眼の見えないたくさんの人が一匹の像を触って、
シッポを触った人や、鼻を触った人が、それぞれ象はこうだと、
違う事を云いますが、どちらも間違ってはいない…という意味です。

霊的能力がある人は、そうでない人よりも少し多く象を触った状態であるだけで
全部を把握しているわけではありません。いろんな人を見てきたけれど。

そんなん全部を把握できてたら人間卒業してるか、
普段の生活や人格があまりにも飛びぬけている筈。

あくまで一部なのに、全部だと思いこんでいるかのような特殊能力の持主は
信用しない方が良いように思います。

(一般の人に見えないものが見えるようになると、
一般の人に見えているものが、見えなくなってしまう方も多いように思います。)

特殊な能力のある人が一部分をしか見ていないものを、
さも全体像や本質のように話し、
もっと見えていない人が知識だけ聞いて、さらに自己流に解釈し、
頭だけわかったつもりになる、そんな危険も付きまとうと思うのです。

悪いと言っているのではありません。
そういうヒントは場合によっては気づきや明日を良くする事に繋がる事が多いです。
現に私も助けられていますし、私自身が、そういうのを伝える仕事をしています。

仕事にしているからこそ、押さえておきたいと思っている部分です。
あくまで一部分であり、テクニックであり、イコール本質ではないという事。