ガンダーリ松本さんの「和みのヨーガ」は効きますね

一週間ほど前、フェイスブックで、ガンダーリ松本さん という方が<哀しみを手放す手当て>として、体に軽く触れる方法を書かれていたのを見つけたので早速クライアントさんにやってみたのです。

無言でしましたが胸の詰まりがとれたそうです。

感情の開放には、フォーカシングその他、言葉をメインにする方法もありますが、そのクライアントさんにとって、その日は言葉に頼らない方法の方が良いような気がしたので、早速、使わせて貰ったのでした。

「手当て」でする方法なら無言でもOKですし、言葉と同時進行も有効で、相乗効果がありますが、その場合は言葉も少なくてすみますね。

もちろん、言葉をメインにする方法とどちらがいいかということではありませんが、クライアントさんにより、適材適所で使い分けたり、組み合わせできる引き出しは多く持っていると助かります。

で、早速本を買いました。『心とからだにきく和みの手当て』

2015-07-12 12.31.50

この中にいくつか手当て法も書かれていて、その中の<過去のトラウマを手放す手当て>を、今日また、別のクライアントさんにやってみました。

今回は、全身を緩めたあとで

「何か思い出したり、感情が出てくるかもしれません。その時、言いたかったら言ってもいいし、黙って観察したかったらそれでもいいし、どちらでも。何も出てこなくても、かまいませんのでね。」

と言ってから初めました。

結果、施術中は無言でしたが、あとから話して下さったことには、何年も前のことで思いがけないことを思い出してあーそれが現在の問題と関連してたのかーと繋がって、あーそうか、だから私そういうことになってたのねーと納得されておられました。

同じ人に<哀しみを手放す手当て>もやってみまして、何年も前のもう終わったと思っていたことの関係者の顔がハッキリ出てきて「なんでやねん」とか「悲しい」という強い気持ちを感じ、その後、スーッと消えて行ったとのことでした。

施術している私の方は、いま何か浮いて来たなーとか、あー抜けたなーとか、意外と感じるものだと思いました。

これは、いいなあ。他の手当て法も必要に応じてやっていきたいです。でも、本だけだとわかりにくい事もあるし、直接学びに行きたいな、と思いはじめています。

ところで。ガンダーリ松本さんのメソッドは、「和みのヨーガ」と題されているくらいですから、そもそも治療家向けメソッドというわけでもなく、上記の本も、治療家向けの本というわけではありません。

ソロワークとペアワークがあり、ペアワークってのが施術にかなり使えるよーって話です。ソロワークは自分に使えますね。まだやってませんがボチボチやってみようと思ってます。

今回、購入した本は手当法ばっかり書いてるわけでなくて、心のバランスをとるためのコツや、そのために有効なワークとか、著者の生き方や考え方もたくさん書いてあり、なかなか、面白かったです。ざっと目を通しただけなんで、もう一回じっくり読みますー。

「この本で紹介した以外の手当法を試したい人は『和風ヨーガ』という本の方を見てください」っていう文章があったので、そっちの方が手当法はたくさん書いてるのでしょうね。それもゲットしようかな。(あ、その本はアマゾンでレビュー見たらソロワークがメインみたいです)