固形燃料とメスティン炊飯

カレーとご飯を同時炊き&炊き込みご飯

このところ、ベランダにて山ご飯の練習をしておりました。主にメスティン(アウトドア用の有名な鍋)と固形燃料での炊飯の研究です。(ベランダでするのは、家の中では風が吹かないので練習にならないからです)

ご飯とカレー同時調理。カレーは具材とカレールーと水を入れただけ。

炊き込みご飯です。鶏肉・人参・小芋・干しエビ。塩・醤油・酒。

安定のポケットストーブ

100均の固形燃料25gに火をつけてほったらかし炊飯という条件で、固形燃料専用のポケットストーブ(エスビットというメーカーの模造品版)+以前から持っていた小さなチタンの板で風よけ・・・・で、とにかく問題なくうまく炊けます。

でも以前から持っていた他のスタンドのほうが重量がずっと軽いので、これ以外の方法を模索していました。

エバニューのアルコールストーブ用スタンドではメスティン炊飯うまくいかず

エバニューのアルコールストーブ用スタンドは軽いので山に行くにはこっちを採用したいのですが、

同じエバニューのウルトラライトクッカー(写真の丸い鍋です)で使うと上手に炊飯できるのに、

メスティンで使うと生煮えでうまく行かない(固形燃料の条件は同じ25gで比較)

穴空いた板を上にしてみても同じくダメでした。

フリーライトのスタンドと風よけでもメスティン炊飯うまくいかず

フリーライトのスタンドに

フリーライトの風よけのセットでも軽いので山に持っていくのはこっちでもいい。

しかしこれも、エバニューのウルトラライトクッカー(写真の丸い鍋です)なら、上手くいきます。

が、なぜかメスティンと組み合わせると生煮え状態に・・・・・

解決方法がわかりました。

風よけはスカスカすぎても風よけにならないし、覆い過ぎても酸欠で火が消えます。エバニューのスタンドの穴を一部アルミホイルで覆ったりいろんな事を試しましたが、ダメで、何が違うのだろう・・・・と悩んだ結果・・・・やっとこさ・・・・

固形燃料と鍋底までの距離か!!!!

と思い至って、ポケットストーブとメスティン鍋底との距離(高さ)は意外と狭いので、同じにすべく、上げ底しました。

黒い針金は風よけが広がるのをフワッと止めるためにコの字型に曲げて置いてみました。

こんどは大成功でした。

トマト丸ごと・ミンチです。調味料は、塩・コショウ・生姜・ミョウガ・柚子胡椒(家にあったものを適当にいれただけ)炊きあがって蒸らし終わってから混ぜたのが以下。

見た目はイマイチですが、めっちゃ美味しかったです。

違いがわからなかったのが気持ち悪かったのですごくスッキリしました。

何度も炊飯しているうちに、蓋を開ける前に成功してるかそうでないかもわかるようになってきました。

最初は開けないとわからなかったのですが、途中で、湯気が出る、しずくが垂れてくる、湧いている音がする等。

炊けてないなと思ったら、蒸らしてフタを開ける前に、固形燃料を追加してさらに炊いたり、そういうことも習得できてよかったです。

そして毎回上げ底するのは煩雑なので、スタンドをカットして、高さを低くしてから、同じく実験して成功したので、山へメスティンを持っていく時は、スタンドはこれを採用することにします。

ちなみにエバニューのスタンド+メスティンでは・・・

固形燃料の位置を底上げしても、ダメでした。エバニューのスタンド+エバニューの丸いクッカーなら底上げしなくても同じ燃料で炊けるわけなので・・・ということは鍋底の面積が、火の面積より大きすぎるんだろうな、その違いなんだろうな、と思い、この組み合わせを使うことは諦めることにしました。(固形燃料を途中で足して燃焼時間を長くしたら炊けないことはありません)