いまどきの白雪姫

息子の文化祭に行ってきた
演劇部の芝居
<白雪姫が、魔女(母)の放った殺し屋(武器を持った山賊3人)に
襲われると、白雪姫が素手で応戦してやっつける。

そして小人の家に強引に住み着く。
魔女が売りにきた毒リンゴを食べて倒れるのは小人。
お城へ連れて行かれた小人を助けに行く白雪姫。

またもや殺し屋達を素手でやっつけ、
そして魔女をやっつけようとした時に、
鏡から諭されて白雪姫は魔女を許し、魔女も鏡から諭されて謝る。

小人と恋に落ちて、小人の家に舞い戻り、終わり。
「王子様」という役は出てこない。>
息子は、演出・照明・音響・さらに演出助手

※演出助手=聞こえは良いが雑用一式の係

ふつうは「演出」というのは地位が高いが
「演出助手」は新入りとか地位が低いものの仕事だったりする。

通常、「演出」が「演出助手」を兼ねることはあまりない。
弱小劇団などで演出助手がいない場合は、
キャストや他のスタッフが皆で分担してこれをやる。

昨日までの息子との会話・・・・・・


息子「芝居な、12分しかないねん!」

「伸ばせよ!」

息子「アドリブできるやつおらんねん。」
私「つけてやれよ」
息子「稽古時間がもう無い、それ以外の所を直すのにやっとここまで」


息子「魔女役おいしいのにいつも客席にケツ向けんねん。」
私「あんたがその役やったら?
それか魔女の手下とかであんたが出てフォロー?」

息子「僕が出たら、僕の今の仕事をできる奴がおらん」


息子「みんな動き小さいねん!

学生相手にプロ意識持てっていうても

アカンしな・・・・」


私「あんた最後においしいこと教えたろか。
最後にあんたがマイク持って一人づづ役者紹介するねん。
そんで一番最後にマイクを誰かに持たせて『演出、○○××』って
言うてもらうねん。」

息子「それええな!

ただし僕の思うできのいい芝居じゃないから今回は嫌や。


等々・・・・。
小学校の時に一応、大人たちに混じって芝居に出演したことのある息子としては
いろいろ歯がゆかったようです。
でも「裏方、超~~~楽しい!舞台に関わる緊張感と忙しさが快感!」と。

よしよし。

血は争えんな。
結果・・・・親バカですが、芝居良かったと思うよ。
素人相手によう、これだけまとめたわ(て息子も素人やけど)
話がちとサクサク進みすぎだったけど。笑いもとってたし。

効果音の選定とキッカケもバッチシ・・・やはり親バカ。