アルコールストーブ沼から抜けられません笑

ここ数ヶ月、ほぼ毎日、ご飯はベランダで炊いています。

アルスト(空き缶と燃料用アルコールを使った携帯用コンロ)の検証&実験の沼からまだ上がれません笑笑。

燃費よく炊飯するコツは、鍋ごと狭く完全に覆う事です。断熱のためです。上に載せている黒いのはカーボンフェルトという耐熱の布で、端を下に向けるために数カ所に切り込みを入れてからホチキスでとめています。さて、その下は・・・

カーボンフェルトの下には鍋があり・・・

鍋の下はこんなんです。風よけに穴を開けて100均で買った「魚串」を切ったものを通して五徳にしています。

カーボンフェルト(写真の黒いやつ)を使ったアルストでは、米二合を燃料用アルコール25ccで炊けるのは実証ずみでした。

缶の中に詰物をせず、缶を加工しただけのグルーブストーブでは、28ccが最小記録だったのです。しかしそれは昨日までです。

グルーブストーブを使ってアルコール25ccで米二合を炊く方法を、ずっと試行錯誤していましたが、今日初めて、クリアできたから嬉しいです。ケープの缶より細い毛染め液の缶(上の写真の右端)で、上手く行きました。

ただ・・缶が細すぎて高さ5センチで作らないと25ccが入らなかった(地面から鍋までの高さは7センチ。2センチ差が最適のようなので。まあそれはいいんだけど)この細くて高い状態は、転倒しやすいから、この缶をアウトドアに持っていく場合は、転倒しない細工をするべきですね。転倒した時の安全のためにカーボンフェルトを敷いてはいるけど。間違えば火の海だから・・・

さて次は「ウコンの力」缶でも口を小さくとか、うまく加工して25cc炊飯にチャレンジかな。

ちなみに米一合は14ccで炊けます。以上は全て、途中で火加減などしない、ほったらかし炊飯です。グルーブストーブは缶の加工の工夫により、途中で自動的に弱火に切り替わるように作っています。

他にも、中身をカーボンフェルトじゃなく、使い捨てカイロを詰めたり、いろいろやってます。今後は、バーミキュライトを詰める検証もやってみようーとか。楽しいです。

えらそうな事書いてますが、ほとんどの知識はこの方の動画から頂きました。私のアルストの師匠(←私が勝手に師匠と呼んでいる)工房青野さん ありがとうございます。