チャレンジ1)適当にやってみる。
基本のポケットストーブで
あまり膨らまずなのは、材料の配分と混ぜる手順が適当すぎました。そして、底がめっちゃ焦げて(写真ないけど)三分の一は食べれたものではありませんでした。上側の三分の二は、美味しかったです。
チャレンジ2)底に水を敷いて蒸し板を置く
焦げずに出来ましたが、ケーキじゃなくて蒸しパンのような味に。これはこれでいいか。
チャレンジ3)スタンドを変える&途中で蓋ごと引っくり返す
焦げないためには、火力が弱いほうがいいと思い・・・・スタンドは、炊飯のときに火力が弱くてダメだったやつ(エバニューのアルコールストーブ用スタンド)で試しました。途中で蓋ごとひっくり返すやり方にチャレンジしました。
↑底はこんな焼色で、いい感じでした。でも上側は・・・・
焦げ方が偏ってます。あと端っこの火の通りが若干、不十分でした。
このスタンドだと火の面積に対して、鍋底の面積が大きすぎるので、やっぱりダメですね。
チャレンジ4)材料の配分と手順を変える
ネットで色々見て、材料の配分と混ぜる手順を変えました。卵白はしっかり泡だて、牛乳は使わず、水分はすべて炭酸水で・・・とか。ポケットストーブで固形燃料20gで焼きました(途中で引っくり返す)
上は蓋側にクッキングシートをつけるのを忘れたので、フタにくっついて、これだけが残念でした。焼き色も良さげなのに・・・これだけが惜しかった。
↑底を上に置いて切ったところです。配合と混ぜる手順を変えた事で、フワッフワのプルップルになりました。美味しかったです。厚みもバッチリ。メスティン(この記事にずっと登場している四角い鍋)に半分ぐらいの生地を入れて、ちょうどメスティンの上まで膨らみました。
チャレンジ5)なぜかめっちゃ焦げる
チャレンジ4の時に、卵黄1個に対して卵白2個だったのを卵白1個に変えました。
卵白2個だと、卵黄が余るのがヤだなってのと、米粉100gに対してメスティンで一回分焼くには生地が余ってしまうのと、フワフワすぎると美味しいんだけど、なんか食べた気しない(この辺は好みだと思いますが)そう思って変えてみました。
前回の唯一の失敗である・・・・蓋側にクッキングシートも忘れずにつけたので・・・完璧な筈でした。完璧な筈だったのに・・・・
焦げました。ベランダでやってるから、その日の風の加減でも違うのかもしれません。
次回への教訓は、匂いに集中すること。焦げる匂いがする前に(もしくはほんの少し匂った時に)ひっくり返す、あるいは火から下ろす。
チャレンジ6)やっと成功?!秘策をあみだしました!
その後、何度も失敗と試行錯誤を繰り返し(詳しくは割愛します)固形燃料を細かく砕いて、少しづつ入れる作戦に出ました。火を弱くする&固形燃料と鍋底の距離を開けて遠火にするためです。
あんまり細かすぎると、弱火過ぎて時間がかかりすぎるので途中で燃料を足さないといけなくなります。
25gの固形燃料を横から3つにスライスして、さらに半分にして6個に。そして・・・
火が一箇所に集中すると、一部分だけ焦げる場合があるので、一回に2つを左右に置いてみました。
↑底側を上に置いたところ
↑上側(フタ側)
まあ、成功ということに。強いて言えば少しだけ火がきついかな。
今回は25gの固形燃料を6分割して、底側を4かけ使ったところでひっくり返し、蓋側を2かけ使いました。つまり燃料と時間の、底側と蓋側の割合は、2対1(か蓋側が、さらに少し短め)ぐらいで思っていたらいいかもしれません。
ただ、その日の風の状態にも左右されるので、同じようにしてもなかなか同じようには焼けません。
実は山でケーキなんて焼くことは無いかもしれません。でもこのチャレンジを通じて、感覚をつかめたのと経験を積めたので、今後のテント泊の時の、山ご飯の役に立ちます!バンザーイ!
分量の目安をメモしておきます
「超ふんわり、プルップル」バージョン
写真だとわかりにくいのですが、フワフワのプルップルです。
メスティンにちょうどいっぱいになるように作るため、膨らむのを計算にいれて生地を半分くらい入れると、生地が少し余ります。
材料:米粉100g、ベーキングパウダー4g、卵白2と卵黄1、炭酸水、砂糖
【1】Aのボール
卵白2個を泡立てる→砂糖入れる→さらに泡立てる
【2】Bのボール
卵黄を軽く泡立てる→炭酸水入れる→米粉とベーキングパウダー合わせたものを、何回かに分けて入れて混ぜるを繰り返す(固かったら炭酸水足りない分を足しつつ)
【3】AとBを合わす
「まあまあフンワリ」バージョン
上記の「超ふんわり、プルップル」バージョンの卵白を1個にする。これで、生地は余りませんが、メスティンいっぱいに作るには厚みが少し足りません。
「しっかりめのケーキ」バージョン
材料:米粉150g、ベーキングパウダー6g、卵1、豆乳か牛乳(炭酸水使わない)、砂糖
卵白は泡立てないからボールは一個で出来ます。しっかりめのケーキになります。メスティンにちょうどです。
↑ちなみにこの時は固形燃料をかなり細かく砕いて少しづつ入れたので時間がかかり、燃料20gを2つ使いました。
どのバージョンもそれぞれ美味しいです。あとは好みですかね。さらにバター(か、オリーブ油)入れるとか、レモン汁入れる等々も、お好みで、ですかね。ちゃんとした作り方は他のサイト見てくださいね。