例えばご夫婦の片方が、相手に対して『あやまって欲しい』という想いを引きずっていて苦しいと訴えられた場合・・・(この気持の引きずりって、けっこうしんどいのです)
1、相手にその気持ちを伝えているかどうか
まず、その気持ちを相手に伝えているかどうか?尋ねます。
伝えていなければ伝える事が可能かどうかを尋ねます。
伝えることをしてもよいのになぜか出来ないという場合は、伝えることを阻害している要素を探したり、その要素を取り除くためのカウンセリングやエネルギーのお掃除をする場合もあります。
自分が本当に伝えたいことは何なのかを、ご本人が自覚していない場合も多いのでそれらを探ったり、どう伝えたらお互いに気持ちが良いのかを一緒に探ったりもします。
伝えて実際にあやまって貰う事で、あっけなく解決することはありますのでね。
※ただし、ご本人とご相談させて頂き、内容によっては『伝える』選択は、しない場合もあります。
2、上記が終わった後。もしくは当院に相談された時点で
すでに気持ちを伝える事はずっとやってきている場合。
伝えているのに、相手があやまってくれない、もしくは相手はあやまっているつもりでもご本人の望む謝り方じゃない、謝って貰う内容がそこじゃないと感じている等の場合。
×(バツ)から△(サンカク)まで来ましたね。でも○(マル)になるのは何十年も後になりそうですね。
自分が伝える努力をしたという事は残るし、あなたが伝えたことは相手の中には残りましたから、何十年かあとには、必ずわかりあえます。必ずいつかは○(マル)になりますよ。お年寄りになってからかもしれないし、あの世でかもしれないし来世かもしれないけど。そのためのコマは進みましたから無駄にはなっていません。
という事をお伝えします。単なるなぐさめではなく実際そうなので。
『伝える努力をした自分を十分ねぎらってあげてくださいね。お礼と賛辞を自分に言ってあげてくださいね。』
そして。今は手放しましょうか。
相手がわかってくれなくても構わない。相手が誤解したままでも構わない。
・・・となれば自分や夫婦関係が楽になりますから、
ここで、手放すためのカウンセリングとヒーリングになります。
それと相手の反応が自分の思い通りじゃなくても少しでも頑張ってくれた点があれば、そこを評価していただくために話の中から、『あ、それって相手が頑張ってくれたところじゃないですか?』をヒントを投げたりします。
その上でエネルギーのお掃除をしたり音叉で開放したりします。
以上、あくまで一例です。
もちろん、決まりきったパターンなどなく、実際はその時によりいろいろです。
伝えていなくても、手放す施術になる場合もあります。