胎内にいた時の事や幼少期の事などは、
意識では覚えていないことでも、
すでに体験したこととして無意識の中に刻まれているので
催眠療法などによって思い出せる場合が、あります。
現在の問題のキッカケになった出来事や感情を思い出して、
原因や、くり返されているパターンを知ることで
現在の問題にヒントを見つける事ができたり、
過去の辛かったことを癒すことで現実が変わる、
という方法があります。
比較的よく使われている方法で、当院でも時々使います。
(これについては又、日を変えて症例を書く予定ですが)
ところが、実はですね。
幼少期を癒すために、
楽しかったこと、幸せだったこと、愛されていた事を思い出す
という方法も、あるのです。
胎内にいたときや、とても小さい時のことは普通は忘れてしまっていますが
無償の愛を受け取ることが多いのはこの時期だったりもします。
また、大きくなってからの覚えているつもりの事でも…
人間の脳というのは
良くしてもらったことが小さくなり
傷ついたことが大きくなっている傾向にあります。
記憶と事実が異なる場合も多いです。
あれ?実は愛されていた?
自分が認識不足なだけだった?
って事に気がつくと、今の自分が変化する場合も
大いにあります。