宮古島にフリーダイビングの講習に行ってました。フリーダイビングというのは、素潜り(酸素ボンベを背負わないで潜る)のうちでも垂直に潜ることが多いのですが、水平に進むのもあり、フィンをつけたりつけなかったり等々、いろいろな条件で、自分の記録を更新したり、大会で競い合ったりしていく、競技性の高いスポーツです。
講師の岡本美鈴さんというのは金メダリストで、なんと素潜りで91メートルも潜ることができる方なのです。
まだまだですが、以前よりは上達したのです。アプネアアカデミーによるフリーダイビング初級認定も無事に合格しました。水中で息止めの検定項目は1分45秒で、前回は1分15秒と、越えられなかったのすが、今回、自己ベスト2分を出せて、クリアしました。
以下の動画は、宮古島の【中の島海岸】というところで、スキンダイビングで遊んだ時に私が撮った映像です。スキンダイビングというのは、素潜りは素潜りでもフリーダイビングより自由度が高いジャンルになります。
ただ私が潜っているときは、ほぼまともな映像が撮れていなかったため、以下の動画は、スキンダイビング中の撮影ですら無く・・・シュノーケリング中つまり水面からの撮影です。
以下の動画は、宮古島の海中洞窟【魔王の宮殿】にて。前半の被写体は私。後半の被写体は岡本美鈴さんです。美しすぎる人魚ぶりと海中洞窟をどうぞ。私が撮ったのじゃないですけど。
潜るときは、フィン(足ひれ)を動かしながら潜っていくと、体を動かさなくても自然に落ちていくゾーンに入ります。そして、上がるときは、フィンを動かしながら上がっていくと、体を動かさなくても自然に体が浮上してくれるゾーンがあります。この、体を動かさないでいられる時間が、フリーダイビングの【醍醐味】であり、なんともいえない境地を体験できるのだそうです。一種独特な瞑想状態。気持ちいい、至福・至高の時間です。
私は、まず潜る前のイメトレ・リラックス・腹式呼吸、次は正しく潜り込めるかどうか、潜り込んだら息を止めつつ耳抜きしながら、手はこうで足はこうで・・・と体の正しいフォームをする努力など、たくさんのことを同時にやらないといけなくて、まだまだ必死ですので、ほぼほぼ、その醍醐味は感じる余裕が無いのですが、たまーに少し、感じられます。
そもそも、私はそれを味わうのが目的でフリーダイビングに手を出したので、もっと上手になれば、もっと味わえるのだろうと、今後がとても楽しみです。