悪い気持(ネガティブ)を持ってはいけない、という呪いを外そう

ネガティブを持ってはいけないと苦しんでいる人

  • 悪い気持を持ってはいけない、という呪い
  • ネガティブをやめなあかん、という呪い

・・・・と自分にかけて、苦しんでいる人がいます。

いろんな勉強をして本や人の言葉を表面だけとらえてしまった結果だと思います。

お客様
お客様

怒ったり悲しんだりしてはいけない。良い方に考えなくちゃ

というのは、たしかに一理あるのですが、頭だけでそうしてしまうと、怒りや悲しみを「無かった事にしておこう~~~」と蓋をします。

でも蓋をしただけで無くなったわけでは無いので、自分で気がつかないまま、心と体が大変な事になっている場合があります。

まず、ある事を認めましょう

筆者
筆者

人間だから、怒ったり悲しんだりは、ゼロにはできないですよ。人間の中にどれほど悪魔が潜んでいるか!

もちろん天使も潜んでいますよ。

両方います。すべての人に。

天使と悪魔

悪い感情を持たずに生きれるというのは、人間である限り無理です。

それが出来ると思ってるほうが傲慢。

まず正直に『ある』事を認めましょ。

『あいつ殺したい』とか、とんでもない恐ろしい感情が起こっても、ああ私の中にこんな、あさましい自分がいらっしゃいますね~と、認めましょ。

そして『何のために、それがあるのか?』自分と話をしてみましょ。

そうご説明すると

そうだったんですか!良かった~楽になりました~

と、言われる方が時々、いらっしゃいます。

ネガティブも貴重な体験

ある時、テレビで耳の聞こえない少女たちによる千手観音の踊りの紹介があって、その演出家が、

演出家
演出家

悲しみを知らないと表現できない

って言っておられました。

悲しみ、怒り、恐怖、苦労、心の傷、トラウマ、寂しさ等々、ネガティブといわれるものは、悪いいものでもなんでも無いです。

ネガティブは、多いより少ないほうが本人が楽なのは確かです。

多すぎて本人が苦しすぎたり、それによって周囲も苦しいような時は、減らす努力をしたほうがよいでしょう。

また、今まで必要だったけど、手放すときが来る時もあります。

そして手放した時、感情は手放しても、貴重な経験は「宝石」として残ります。

悲しみや寂しさなどは、浅い時も深い時も、人間、長い人生の中で、いろいろあるけど、決してそれは、馬鹿にしたり批判したり、見下したり、恥ずかしく思うことでは、無いのだということです。

自分が持つネガティブも。他者が持つネガティブも、

ネガティブは、いけないもので、必ずしも、すぐに手放さないといけないというものでもないです。

あっちゃいけないって思ってごまかして見ようとしないでいると、蓋をしたところから出られず、かえって心と体が歪みます。

かといって「ありのままで良いのよ~」って、常に感情をむき出しにすればよいか?

かといって「ありのままで良いのよ~」って、常に感情をむき出しにすればよいか?

というと、それはただの自己中であり、社会生活ができない人です。

この人嫌い!顔も見たくない!という人に笑顔で挨拶をする時がありますよね。

例えば他者に対してネガティブな思いを感じたら、

なるべく自分には正直に、自分の感情や本心は自分でごまかさずに気づいておく。

でも他者には、状況によっては噓をつくのが思いやりだったり、社会を生きて行くうえで必要な知恵だということもありますね。

大事なのは、自分で自分をごまかさず、他者に嘘をついた自覚を持っておくことです。

ネガティブはリスク回避

もう一つ。

ネガティブが全くなかったらリスク回避ができません。

車に、アクセルとブレーキが両方、必要なように。

ただ、ほとんどの人はポジティブとネガティブのバランスとして、ネガティブが多すぎるから、ポジティブを増やしましょう、というのはあるだけです。

ネガティブがゼロですと、ブレーキの無い車のようなものです。