人物と主訴
- 人物と感想文の詳細：大阪市40代主婦 お手紙より
- 主訴：パニック障害
お手紙１枚目～初回、発作が出て行ったこと
淳香先生へ
先生、こんなに回復するなんて奇跡です。
オーバーではなく私にとっては奇跡です。
パニック障害、不安神経性と診断されてから６年、坂の上から転がり落ちるように、どんどん どんどん 状態が悪くなっていきました。
５件以上の心療内科にも行ってみました。でも薬を処方してもらうだけで根本的に直してもらうのは無理だと思いました。
引きこもり生活にもどっぷりはまっていました。
体の芯がグニャグニャになったような、自分ではどうにかなってしまうのではないかという絶望的なときもありました。
一生パニック障害と付き合っていく運命なのかとも思いました。
でも最近パソコンを買い、インターネットで先生のことを知りました。
わらにもすがる思いで先生の所に行きました。
すると初日の治療で既に効果がでました。
一番困っていた症状の１つ、空腹を感じると、何か食べないと死ぬという恐怖に襲われるというものでしたが、
治療中、発作が出そうになり、先生に伝えると、「出しましょう」といって本当に発作が出て言ってしまいました。
【 筆者：注 】パニック障害による発作（この方の場合）息が苦しくなり心臓の鼓動も早くなります。手足が冷たくなり、胸が締め付けられるように痛くなり、汗が噴き出したり体が震えたりします。
こんなに何年も苦しんだのにと拍子抜けしました。
初日に長い時間悩みを聞いてくださり、ささいな事まで聞きもらさず、治療していただきました。一生懸命、治そうとしてくださっていました。
お手紙２枚目～２回目で家族関係の改善、３回目で電車に乗れた
２回目の治療の頃には、病気以外の抱えていた悩み、家族の事なども改善されていってるように感じました。
そして、衝撃の今日、先生の所を訪れてまだたった３回目です。
乗れなかった電車にまさか乗れるとは思ってもいませんでした。
先生が一緒に電車に乗ってくれると言ってくださり、そこまでしていただけるなんてと耳を疑いました。
先生と一緒ならたとえ発作が出ても安心感があり、チャンスを逃してはいけないと、お言葉に甘えさせてもらいました。
すると本当に何もおこらなかった。
今まで信じられません。
フツーに電車に乗っている自分の姿。
私の希望を聞いてくださり、お茶まで付き合っていただいて、嬉しかったです。
本当に普通の事だけど私にとっては夢のような事でした。
６年間も、普通に電車に乗れてる人を恨めしく思い、病気を呪ってきました。
本当に 本当に パニック障害は治るんですね。
一生もち続けなくていいんですね。
パニック障害にならなかったら、こんな普通の事が出来る幸せはわからなかった。
二回目の治療で「感謝する」というアドバイスをいただきました。
先生に感謝の念が届いていたらいいんですが。
それと、電車に乗ってる間中、手をつないでいてくれたことを忘れません。
まだ、クリアーにする課題があると思うので、もう少しお付き合いください。
今日は本当にありがとうございました。
感想と掲載許可を
ありがとうございました
