エンタメ動画制作物語1

2022年4月8日に配信したメルマガのコピペです。

吉田淳香です。

前回のメルマガでは、昨年の夏からとりかかって今年の夏にアップする(一年がかり)予定のエンタメ動画『ゴールデンボンバーを踊る57才妖怪変化(オリジナル振付)』について、

自分自身を掘り下げてみた話を書きました。

今日は、制作物語です、とはいえ、まだまだ仕上がっていないので途中経過ですが。

キッカケ

ダンスは、長年レッスンに通ってるけどなかなか上手くなりません。

私の場合は、発表する場がなきゃ、ますます稽古に身が入らないので、いっちょ、YouTubeでやってやるか!と、深く考えずに何かに導かれるように何かに押されるように始まったのが、2021年の夏です。

ダンスの師匠のこと

長年(19才から)お世話になっているダンスの先生に振り付けを依頼しまして、すると「遅いわ!」と言われました。

文字通り「遅いわ」という意味じゃなく、「あんたが本気になるの待ってたで」という意味でした。

「遅いわ」という言葉がこんなに嬉しい事ってあるんですね。

先生から「まず痩せなさい」と言っていただき、その日から、ピタッとアルコールを、やめました。

先生は、振り付けとダンス指導だけでなく、構成・衣装・見せ方等々、、、一緒になって考えて下さっています。

私がトライアンドエラーを繰り返しつつ、試作動画を見せるたびに、先生は、的を得たアドバイスや、その手があったか!というアイデアを下さいます。

「淳香さん(私)をいかに生かすか!」という視点がブレません。そのために厳しく細かいダメ出しをしてくれます。本当にありがたいです。

表向きは私しか出演してないけど、二人で作っている作品です。

(息子含め他にも協力者はいるので、複数名で作っているとも言えますが、先生は単に「協力者」というのとは違うという意味で)

パソコン購入

動画編集は、それ以前はダイビング動画などを、たいした編集もなく数本アップした程度で、そのパソコンでは、ダンス動画はとても作れないということで、

「パソコンを買い替えました」

そうです、そこからだったのです。

機材購入(カメラと照明)

カメラも映像も素人の人間が、いきなり

『夜の』『野外で』『動きの早い』動画を撮る。

それがどういう事なのか知らなかったからこそ決めてしまった無謀な設定。

すでに持っていたゴープロ9(アクションカメラ)とスマホだけでなんとかするつもりだったのですが無理でした。

まずは照明機材を、調べ倒して、野外OKな撮影用照明+照明用アンブレラ+スタンドを、1セット購入。

それでもカメラに無理がある。ありすぎる。

調べ倒して・・・人生初のミラーレスカメラZV-E10を購入しました。

ZV-E10なら、夜の野外で、「照明機材なし」でも明るくきれいに撮影できる事がわかり、喜びました。(注:街灯はある所です。街灯なしは試してないのでわかりません)

えっ!?でも!速い動き(ダンス)には、ピントが間に合わないんですけど!遅い動きなら問題ないけど、それなら意味がない!

シューン!と落ちて・・・・まるでジェットコースターで上がった直後に落とされたような気持ちの動きでした。

調べてわかったこと・・・夜の野外で、カメラ側で光をたくさん取り込める設定にしたことで、ピントが遅れたのだ、と。

なーんだ!それならカメラ側での設定をデフォルトにして、照明機材を使えば良いのだ!(気持ちのジェットコースターまた上がる)

しばらくして、照明機材は、さらにもう1セット追加購入しました(影の向き問題とか、後で書く背景透過を美しく仕上げるためとか云々で)

ここまでしたら、この一作だけで終わるわけにいかないかも?とようやく思い始めました。

最初はこの動画さえ世に出せたら・・・と後のことは考えていなかったのです。

今は、今回の作品は、これまでの私の人生の集大成でもありつつ、これからの一作目でありスタートなのだと、やっと認識したところです。

マイク購入したけど・・・・

「外部マイク要るで、ノイズ軽減しなあかんから」と息子に言われ「は?何それ?」

からの、マイクの事を調べて購入したけどイマイチでした。そしてまた調べています←今ここ

クロマキー合成(グリーンバックによる人物の背景透過)

進めていくうちに、、、

「人物(私)の背景を消して、別の背景と合わせたい」という気持ちが出てきましたが。

調べたら「素人にはハードルが高すぎる」と、いったんあきらめておりました。

しかし、動画制作を進めていくと、頭の中でそれが追っかけてくる、避けられない・・・

いっちょ、試してみよう。からの、ああでもないこうでもない、トライアンドエラーの積み重ねで、なんとかかんとか。

すると、それをやらないとやるのでは、表現の幅が雲泥の差なわけです。

今回の作品に関しては「無しではありえません」

撮影と編集

撮影は三脚を使って本人が撮ります。

どこでどのように撮影するか?とか映像の編集については、早い段階で、息子から、「クオリティが低すぎる」とダメ出しを貰ってからというもの、アドバイスを貰いながら改善していきました。すると確かに、

「なるほど!息子の言ってるのは、そういうことか!ぜんぜん違う!」

と納得できる変化に、喜びと気づきと学びを得つつ、少しづつ前進してきたと思いますが、

まだまだまだまだ・・・・です。

もし息子がいなかったら「これで大丈夫~」と思いこんで、ダサいことに気づかないままだったかと思うとゾッとします。

ちなみに初期のころ言われてショックを受けた息子の発言を2つ。

①「原作者(この場合はゴールデンボンバー)に対するリスペクトが感じられない」

これは驚きでしたね、こんなにリスペクトしてるのに!って。本人は心底そう思っていても「心の問題ではない、この作り方ではそう見えない」と。

②「(一部のシーンに対して)何を表現したいか全くわからない」

今は彼がなぜそう言ったのかもわかり、言ってもらって改善の方向へ向かい、本当に良かったと思っています。

ターゲット

届けるターゲットとしては、

私は同年代かつゴールデンボンバーを知らない人をイメージしてました。

しかし息子は若い世代かつゴールデンボンバーを知っている人をイメージしてました。

ある時、同年代のゴールデンボンバーを知らない友人に見てもらったら、

「ゴールデンボンバーを知っている人には楽しめるかもだけど?私は置いてけぼり感を感じた」

というありがたい感想を貰ったことで・・・・

ターゲットの見直し・編集の見直し・自分の内側の見直し・編集方面のアドバイザーである息子との話し合いが進みました。

友人の正直な感想は本当に有り難かったです。

わかりやすく、かつ、カッコよく(ダサくないように)しようとしたら・・・

初めは簡単に考えていたけど、音楽のからむ動画しかもメドレーでって・・・

実は、かなり難しいのだという事に直面しています。

さ、まだまだこれからです!!!!

最後に

ほんとに途中なので途中経過しか書けませんが。また機会があれば続きを書くかもです。

以上は、数ヶ月先にアップする予定の動画の話であり、現在のYouTubeはダイビング動画と燃料用アルコールストーブしかありませんが。https://www.youtube.com/channel/UCzUxfgMbwJxcqJpVuTDuVZw
YouTubeチャンネル名「吉田淳香」

今ある動画を見ていただいたりチャンネル登録していただけると励みになります。応援よろしくお願いします。ありがとうございます。

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次回のメルマガは、動画の話は無しで「人は何のために生きるか」について私の見解を書いてみる予定です。

2022年4月9日、生玉公園にて。つつじが・・・・ほとんど蕾でしたが、ちょっと咲いててビックリしました。