お釈迦様の毒矢:原因探しと対処はどちらが先か

【目次】

  1. 時には原因探しをせずに、まず癒す
  2. 対処が先:お釈迦様の毒矢のお話
  3. 原因探しが先:夏になったら頭痛がする人の話
  4. お釈迦様の毒矢について考えを発展させてみた
  5. 結論は適材適所。その時による。

1、時には原因探しをせずに、まず癒す

病気の意味や味わいを考えようとせずに、症状だけがなくなれば良いといい考えでは解決にならない、病気の意味や原因を探そう…って、ブログにも書いてきたし、皆さんにも言って来ましたが…

探してもわからない場合は無理せずに…まず固く冷たくなった体をヒーラーや整体師に黙って緩めてもらったら…心も柔らかくなって、意味や気づきが後からついてくる場合があります。

頭ではわかるけど心で出来ないどうしたらよいだろう、という事には、自分の中の何が問題なのか?とストイックに犯人探しをするよりも

もとになっている心の傷を癒すのをヒーラーに手伝って貰うのもいいかもしれません。

どの方法が正しいというのではなく

  • 今の優先順位は何か?
  • バランスをとるために今どうするのがよいか?
  • キッカケを作る近道は、この人の今においては何か?

なのではないかなあ、と思います。

原因となっている部分を無くすと問題は解決するという引き算の考えを重視してきて今もその考えは変わっていないけど、時には足し算もまた重要で…そのバランスが大事だと思います。

2、すると、こんなコメントを頂きました「お釈迦様の毒矢の話」

(以下Aさんより)

記事を拝読して、ブッダの毒矢の話を思い出しました。

毒矢が刺さったときは、普通の人は「だれがやった!!」「どこから飛んできたんだ!」と原因を探したがりますが、

本当にしなければならないのは「手当」なのですよね。まず毒矢を抜くこと。
病気の原因を探すというのも少しにているなぁって思いました。

〇〇のせいで、腰がいたい、足が痛いって、よくいってますけど、まず癒してもらうのが先なのですよね。

===ここまでAさんのコメント===

3、 夏になると頭痛がするという人の話

ところで、こんな話もあります。

夏になると頭痛がするという人がいました。相談を受けた人は、こう言いました。

「犯人は、○ープマットだよ。狭い部屋で換気をせずに長時間べープマッ○を
使っていたやり方を少し変えるといいよ」

その人は手当てを受けずとも夏の頭痛は解消したのです。

私の整体の師匠から聞いた実話です。毒矢の話と、どちらの話が正しいか?ではなくどちらも真実であり、ケースバイケース&適材適所かと思います。

  • 犯人(原因)探しに行き詰まっている人(時)
  • あるいは犯人がわかってもどうにもならない人(時)

には毒矢の話。

  • 犯人(原因)と解決方法が簡単な人(時)
  • 症状を他人にどうにかしてもらう事に偏っている人(時)

には、○ープマットの話を当てはめればよいかも知れません。

4、お釈迦様の毒矢について考えを発展させてみた

お釈迦様の毒矢の話を「例え話には限界がある」ことを承知の上で、さらに発展させてみました。

毒矢が見えない時もある

実際の施術では、毒矢が見えない事もあります。痛みの出ている箇所=原因個所(毒矢)でない事も多いからです。

毒矢を探すためには、よく話を聞く事・解剖学や生理学含む西洋医学・東洋医学・ スピリチュアルな能力・ その他いろいろありますが、内容に対する適材適所により、探す必要があります。

手当ての前に、避難が先の時もある

毒矢が次々に飛んできている状況にいる場合は、「手当て」の前にまず避難しなければなりません。

避難する意思を持つためには、状況を理解する必要があり、そのためにも原因を理解することが有効な場合もあります。

その毒矢を安全に抜くには?

毒矢を無理に抜くと神経を傷つけたり大量出血する場合があります。

タイミング&やり方&その後の処置等、適切な「手当て」のために

  • 矢がどの角度で刺さっている?
  • どの程度刺さっている?
  • 毒の程度は?毒の性質は?

を知る必要がある場合があり、そのために

  • だれがやった?
  • どこから飛んできたんだ?

は必要で、

「いつ刺さったんだ?」 など、さらに詳しい情報が手がかりになる場合があります。

場合によってはあえて今は抜かない選択が必要な時があります。

例え話の上げ足とりではありません。私の専門分野である不要なエネルギーコードの除去についても、抜かない選択は時に必要です。

犯人がわからないまま毒矢を適切に手当でき、その後毒矢が飛んで来ないのであれば、犯人は、わからないままでもよいです。これも実際に有りえます。

その後、毒矢が飛んでくる可能性があるなら、

「だれがやった!!」「どこから飛んできたんだ!」は考える必要があり、さらに、それが何故なのか?原因のさらに奥にある原因を考える必要がある場合も、あるかもしれません。

yukari21

5、結論は適材適所。その時による。

>〇〇のせいで、腰がいたい、足が痛いって、よくいってますけど、まず癒してもらうのが先なのですよね。

YESの例

施術者がまず癒やさない事には、原因の説明をしても耳に入らない場合があります。犯人(原因)探しに行き詰っているときは、まず癒してもらうことで本当の犯人(原因)も見えて来やすくなります。

施術者が本当は心が原因だと思いつつ、体がここまで壊れていてはとても解決に至らない、まずは「黙って」体を癒す、という場合もあります。

原因個所と壊れた箇所が違う場合、原因個所を修復すれば自然治癒力で、勝手に治っていく場合もあるけれども、まずは壊れた箇所の修復自体が優先の時もあります。

NOの例

「○○のせいでって言ってましたけど、実はそうではなくて…」と本当の原因を理解すると、手当てをしなくても、腰痛が消える事は、実際にあります。

つまり

あらゆる例外があり、実際は本当にいろいろ複雑です。だからわからない、わからないから知りたい、だから面白いのですけれども。

壊れた原因を考える事と、壊れた場所そのものを修復する事は、常にどちらが大事?どちらが先?という単純な事ではなく、両方を頭に置きつつ、ケースバイケース&適材適所で、対応していくのが良いと思います。