3/21~24で、4日間のクリーンランゲージ&シンボリックモデリングというカウンセリング・コーチング技法のセミナーに参加してました。
講師はアメリカから招致のジーナキャンベルさん。
もちろんテクニックも学んだのですが、私にとって、それより大きかったのは非言語の部分でした。
クライアントの世界観を徹底して尊重し、徹底して侵害しない態度や考え方、クライアントに対する態度、敬意、謙虚さ、繊細な配慮、なんていうか、ひとことでいうと「愛」。そう、五十音の最初と二番目「あ」と「い」。
だからこそクライアント自身の頭の人とお腹の人が繋がっていき、気づきや変容が起きる。
企画の石井ゆかりさんは、どうしてもジーナさんを日本に招致してセミナーを開催したかったのは、空気感を伝えたかったからだと言ってました。 私がこの4日間で得た非言語のことは石井ゆかりさんとスタッフさん達の想いやエネルギーにも大いに影響されたと思います。
私は初日にジーナさんのセッションを受ける機会を得まして。短時間のセッションなのに、すぐに魔法にかかった感じでした。クライアントの言葉からどれを拾ってどの質問をするかというところは技術と経験がものを言うから、そこにも驚かされましたが、それだけじゃない、非言語で伝わるものが大きかった、温かさ、ぴったり寄り添ってくださってる感じ、大きな愛を感じたんですね。
ジーナさんの何がそうさせていたかと後から考えると、目の真剣さ?声の穏やかさ?そういう事かもしれないです。しかしそれらは計算からくるものではなく、、、ジーナさんの根底にあるものが滲み出て伝わってきた結果のエネルギーだと感じられました。
この4日間で学んだ事は、技術として使って行くのはもちろんですが、他の違う技術を使っていても、クライアントに対する態度や在り方として、生かすことは出来るし、そうしたいと思いました。
そして仕事の為の学びとしてはもちろんですが、イチクライアントとしても、心地よくたくさんの気づきが得られたという意味で、ダブルで宝物になった4日間でした。この貴重な体験を今後、大切にして行きます。
以下にジーナさんの言葉で印象に残っている事を書きます。
私はいつもクライアントに敬意を持っています。クライアントの言葉は神聖です。なぜならそこに真実があるからです。
クライアントがすでに知っている情報を話している時、その時間はクライアントに気づきや変容をもたらしません。クライアントが知らなかったクライアント自身の情報を話すようにリードしていく。
施術者とクライアントは社交ダンスを共に踊るようなもので、施術者はリードするのだけれども、クライアントが、こっちに行きたいと言えばそれが何よりも優先される。
※で。そのためにこそ施術者自身の前提や思い込みなどを入れない繊細な配慮が必要・・・ということについて、技法自体の細部にその工夫が宿っていることと、ジーナさんやスタッフさんの態度やありかたを通じて伝えて貰った気がします。
※ジーナさんは施術者ではなくファシリテータという言い方をされてましたが、このブログを読む人に伝わりやすいようにその単語だけはあえて変えて書いています 。
他は合ってるかな?細かいところが違ってるかもしれないけど(違ってたらすみません)たぶんそういうような事。
会場は阪南市の尾崎というところにある関西オーシャンフロント
休憩時間に外に出て撮って来た写真↓↓↓
最終日の夕暮れに建物の中から撮った写真↓↓↓
大好きな海のそばというのもありましたが。 床も天井も天然木で、天井めっちゃ高い、それはそれは落ち着く空間でした。
畳の部屋もあったり、たくさんのスペースがあって、ペアを組んでセッションをする時や、受講者がジーナさんや主催者側の人達にセッションをしてもらう時、はたまた一人になりたい時などにも、皆がそれぞれに充分な場所を確保できて。ありがたい空間でありました。
そんな会場を選んでくれた石井ゆかりさんとスタッフさん達にも感謝しつつ、感動してました。