同情と共感の違い~インナーチャイルドワークから

●大阪のヒーラー整体師150cmの等身大

当院では、今問題を引き起こしている事が
幼い時など過去につらい体験をした事に起因している場合、
過去にさかのぼって、その傷を癒すワークをする事がありますが。

今の自分が、過去の自分に対して
つらかったでしょう、あなたの気持ちはよくわかるよ、と言ってあげるだけで
引きずっていたネガティブなエネルギーは軽減されます。

本当はあの時にお母さんにこうして欲しかったんだよね、とか
自分はこう言いたかったんだよね、と
してほしかった事を味わって貰う事もあります。

ここまでが共感かな、と思います。

過去のつらい経験をした自分に対して『かわいそう』と思うのは同情。
これではネガティブなエネルギーは軽減されません。

次に。

共感だけではまだ癒し足りません。

同情とは正反対の事をします。

実はかわいそうじゃなかったんだよ、と言うのです。

過去の体験を認める言葉をかけてあげます。

良く頑張ったね。良い体験をしたね。
あなたのお陰で今の私がいます。
あなたのお陰で学ぶ事ができました。

そして ありがとう と。

これで初めて過去のつらかった体験は無駄じゃなかったと知り

『報われる』のです。

過去に対する見方が変わると現実が変わります。
現実を乗り越える力が出ます。
考えてみたら。

他者ヒーリングも
亡くなって迷っている魂に対するヒーリングも
身内を無くして悲しんでいる人へのヒーリングも
震災でご苦労されている方へのヒーリングも
皆、同じかなあ、と思います。

いえ。ヒーリングに限らない。

思いをむけるというその事自体がエネルギーとなって

現実を作ると言う意味では
思いをむける事自体がヒーリングです。

自他を幸せにする為の『思い』として同じかなあと思います。
私も出来てる部分と出来てない部分があるだろうけど。

『かわいそう』と、憐みをかけられると…

自分で自分をかわいそうと思いたくない人や時においては
惨めな気持ちになり反発します。それなら、まだマシですが。

自分で自分をかわいそうと思っていたい人や時においては
他人の『かわいそう』は格好の餌になり、
乗り越える力をさらに奪う と思います。

※補足:文中の「あなたの気持ちはよくわかるよ」は
本人が体験した事という前提があるから問題ないですが
他人にはそのままでは通用しない事もありますのでご注意を。