相手の心を動かす話の聴き方

池見陽先生のセミナーを受けました

相手の心を動かす話の聴き方

先日、フォーカシング(というカウンセリング技術)の第一人者、池見陽先生のZOOMセミナーを受けました。

フォーカシング技術の講義は何度も受けたことがありますが、今回はそうではなくて「聴き方」というテーマでの講義でした。

心に残った池見陽先生の名言

相手の心を動かそうとせずに、自然と動いていくさまに寄り添う

刺さりました。これがまあ、大切かつ簡単そうで、なかなか難しい事なのです。気をつけようと思いました。

相手が新しい言葉や概念を取り入れる時、目つきが変わって未形成のものにふれている。それはすなわちフォーカシングだ。

まず最初に目をつぶって…という所から初めて、体の感じを聴くことだけがフォーカシングではない。

私の感じたこと

目からウロコが落ちました。

講義は、先生だけの講義も、もちろんありましたが、実際の、カウンセリングのようすの動画を見ながら解説してくださいました。

話を聴く事で、相手が自分自身に気づいていくようすを見せてもらって、良い刺激を受けました。

相手の話を追体験(理解しようと)しながら、その中でカウンセラー自身の、自分の感じ(相手はもしかしてこうなのかな?と自分が感じる)を、とても大切にするという姿勢も、伝わりました。

ただし押し付けない

セラピスト
セラピスト

私は聴いていてこう感じたんですが合ってますか?

という態度だと、合ってたら

クライアント
クライアント

あなたがそう言ってくれたから明確になった

となったり、違ったら違ったで

クライアント
クライアント

違うんです。○○です

と、それはそれで相手は自分の事が明確になっていく。

相手が自分に気づいていくのを手伝うってそういうことだよなーと再確認しました。

3300円のセミナーだったのですよ。お得すぎました。